2008年1月24日木曜日

労災で10人以上死亡か 北京五輪主会場の「鳥の巣」

北京五輪メイン会場でのウワサ。死亡事故が相次いでいるという。

(asahi.comより引用)

 「鳥の巣」の愛称を持つ北京五輪のメーン会場・国家体育場の建設現場で、作業員の死亡事故が起きているとのうわさが絶えない。外国メディアが「少なくとも10人が死亡した」と報じたことに対し、中国の李毅中・国家安全生産監督管理総局長は22日、確認を避けつつ、「その情報を非常に重視している」と調査を約束した。

 英紙サンデー・タイムズが20日、国家体育場の建設現場で少なくとも作業員10人が事故死したが、中国側は隠蔽(いんぺい)していると報じた。22日の記者会見で李総局長は死亡事故について「把握していない」。同時に「監督当局が責任をもって調べ、そうした問題があったら厳正に処理する」とも述べた。国家体育場は当初、昨年末に完成予定だったが、4月末か5月初めにずれこむ見通し。北京五輪開催時には9万1000人を収容する。