2007年9月7日金曜日

R・ギア、北京五輪へのボイコットを呼び掛け

北京五輪と人権問題・・・難しい問題ですね。イデオロギーを超えたスポーツの祭典が、国策的な動きの中に巻き込まれていくのは、とても残念なことです。

(gooニュースより引用)

 熱心な仏教徒としても知られる俳優リチャード・ギア(58)が新作映画の記者会見で、人権問題で中国を追求するため、来年開催される北京五輪へのボイコットを呼び掛けた。

 この会見は映画「The Hunting Party(原題)」の全米公開を7日に控えて行われたもの。旧ユーゴスラビアでのボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1992─95年)の戦犯をめぐる同映画では、ギアは戦地で取材を行う記者を演じている。

 ギアはロイターに対し、北京五輪は中国政府がチベットで行っている人権侵害を終わらせ、自治を認めることを促す良い機会であるとコメント。大会のボイコットについて「たぶん現実的ではないが、感情的にはまさに意味のある行為」と述べた。

 ギアはチベットにおける人権の向上と民主的自由を求める団体「International Campaign for Tibet」の会長を務めており、中国への入国を禁じられている。