2007年12月31日月曜日

北京五輪を前に中国当局がまたも人権活動家を拘束

北京五輪までには、こういった、政治体制の裏側も、まだまだこれから出てくることでしょう。

(AFPBBニュースより引用)

北京五輪を来年に控え人権活動に対する取り締まりを強化している中国で、警察当局が人権活動家の胡佳(Hu Jia)氏(34)を国家政権転覆扇動の疑いで拘束した。人権団体が29日、発表した。

 同氏の友人Liu Feiyue氏はAFPに対し「警察は彼を拘束した。容疑は国家政権転覆扇動だ」と語った。

 人権団体Chinese Human Rights Defendersによると警察は27日、北京(Beijing)にある胡氏の自宅に強制的に立ち入り、電話線とインターネット接続を遮断して同氏を連行した。胡氏の妻で自身も著名な活動家である曾金燕(Zeng Jinyan)氏は自宅軟禁となった。胡氏の母親と曾氏は携帯電話を没収された。

 Liu氏は、今回の事件は北京五輪をきっかけに人権問題を訴えようとする動きに対する当局の取り締まり強化の結果だとしている。Liu氏自身も3か月間、警察に監視されているという。
 

2007年12月29日土曜日

五輪ソング公募活動への台湾住民の参加を歓迎

北京五輪で、ある意味こういった文化面での国際交流スタンスは、いいことですね。以前のアメリカやソ連のボイコットなどと対比されそう。

(asahi.comより引用)

 国務院台湾事務弁公室の定例会見で26日、李維一報道官が記者の質問に答えた。

 ――台湾の有名芸能人が来年の北京五輪のために歌を作りたいと表明したが、こうした面で、台湾の人々が五輪ソングの公募や公演に参加するには、どのような特別な規定があるのか。

 北京五輪組織委員会による北京五輪ソング公募活動はすでに4年間実施されている。これは大陸部のプロの音楽家や数多くの音楽ファン以外に、台湾、香港、澳門(マカオ)の住民、海外の華僑華人、および外国人も対象としたものだ。したがって主催側は、台湾のプロの音楽家やアマチュアの音楽ファンによる参加を積極的に、心から歓迎する。

 先日上海万博組織委員会はマスコットの「海宝」を発表したが、この元々のデザイナーは台湾出身の巫永堅氏だ。これは今後の五輪ソングの創作においても、良い、優れた作品でありさえすれば、台湾住民の応募作品でも同様に抜きん出ることができることを示すものだ。
 

2007年10月11日木曜日

「危機感持たないと」=JOCが北京五輪対策会議

このところ、世界の舞台での日本の成績が不振です。北京五輪、がんばってほしいものですね。いきすぎは禁物ですが。。。

(時事ドットコムより引用)

 日本オリンピック委員会(JOC)は11日、第1回北京五輪対策会議を開き、メダル有望種目への支援をさらに充実させる方針を決めた。陸上や柔道の世界選手権での不振などを受け、急きょ開いた。北京五輪の日本選手団総監督を務める上村春樹JOC強化選手本部副本部長が座長となり、合宿や遠征などについて有望種目からの要望に柔軟に対応すること、月1度の会議開催などを申し合わせた。 
 日本はアテネ五輪でメダル37(金16含む)を獲得。うち陸上、水泳、柔道、レスリング、体操の5競技で32を占めた。だが、今年の5競技の世界選手権で獲得した五輪種目の金メダルは5個にすぎず、上村副本部長は「アテネでの成績を定着させることが大事。北京五輪は危機感を持っていかないといけない」と話した。
 

2007年10月1日月曜日

北京五輪開幕式のプロセスが決定:合計3時間半に

北京五輪の開幕式のプログラムが決定したようですね。最近の五輪の開幕式は、どんどんハデになってきています。個人的にはあまり歓迎できない傾向ですが、北京五輪はどうなるでしょう?

(中国情報局ニュースより引用)

 関係筋によると、2008年北京五輪の開幕式のプロセスが決定した。開幕式は2008年8月8日現地時間午後8時から始まり、全部で3時間半、23時30分に終わる予定である。その中には、選手の入場式、各種の演出、聖火の点火式などが含まれている。現在までに開幕式と関連がある40余項目のデモンストレーションに関するテストが行われているところである。

2007年9月26日水曜日

北京五輪チケット、中国国内販売がドタバタ

なかなか面白いですね。これまで、どこの国でもこんな状態だったのでしょうか?なにかお国柄的な要素が原因なのでしょうか?

(朝日新聞より引用)

 北京五輪の中国国内向け入場券販売がつまずいている。第1次販売分に当選した人のクレジットカードや口座から代金を引き落とせないトラブルが続出。北京五輪組織委員会は25日までだった支払期限を急きょ延長した。

 第1次販売は6月30日に申し込みを締め切った。抽選の結果、約72万人の申込者のうち約30万人が約159万枚を当てた。本人名義のVISAカードによる決済か、中国銀行の口座引き落としで代金を払う。

 ところが申込書の誤記や口座の残高不足、他人名義のカードの使用などが相次ぎ、「相当数の当選者が支払いを済ませていない」事態になった。カードや口座による決済に不慣れなことや、申し込めるだけ申し込んで思った以上に当選し、代金の支払いを見送る例が多いとみられている。

 当選通知は電子メールや手紙だけだったが、組織委は25日から当選状況や支払いの成否について電話での照会も受け付け始めた。「第1次販売で支払いを済ませない人は、第2次販売には参加させない」と新方針も示し、支払い催促を行っている。

2007年9月7日金曜日

R・ギア、北京五輪へのボイコットを呼び掛け

北京五輪と人権問題・・・難しい問題ですね。イデオロギーを超えたスポーツの祭典が、国策的な動きの中に巻き込まれていくのは、とても残念なことです。

(gooニュースより引用)

 熱心な仏教徒としても知られる俳優リチャード・ギア(58)が新作映画の記者会見で、人権問題で中国を追求するため、来年開催される北京五輪へのボイコットを呼び掛けた。

 この会見は映画「The Hunting Party(原題)」の全米公開を7日に控えて行われたもの。旧ユーゴスラビアでのボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(1992─95年)の戦犯をめぐる同映画では、ギアは戦地で取材を行う記者を演じている。

 ギアはロイターに対し、北京五輪は中国政府がチベットで行っている人権侵害を終わらせ、自治を認めることを促す良い機会であるとコメント。大会のボイコットについて「たぶん現実的ではないが、感情的にはまさに意味のある行為」と述べた。

 ギアはチベットにおける人権の向上と民主的自由を求める団体「International Campaign for Tibet」の会長を務めており、中国への入国を禁じられている。
 

2007年9月6日木曜日

体操男子団体、北京五輪出場権を獲得

日本の体操、伝統的に強いです。中国の圧倒的な強さにはさすがにおよびませんが、頑張ってほしい!!!!

(Asahi.comより引用)

 北京五輪予選を兼ねた体操の世界選手権第4日は4日、ドイツのシュツットガルトで男子団体総合予選(個人総合、種目別の予選を兼ねる)の残りが行われ、全8班中6班までを終えて中国が首位をキープ。日本は2位。この時点で日本の8位以内が確定し、決勝進出が決まった。また北京五輪出場権(12位以内)も獲得した。団体総合の決勝は6日に行われる。

2007年8月25日土曜日

北京五輪入場券159万枚を販売

いよいよ入場券の発売ですね。

(asahi.com より引用)

 北京オリンピック組織委員会は抽選形式で北京オリンピック入場券の国内向け一般販売の第一段を分配し終え、合計30万人あまりの人が159万3345枚の北京オリンピック入場券の予約に成功した。このうち開幕式と閉幕式のチケットはそれぞれ26000枚が分配された。国内31の省、自治区、直轄市からそれぞれ当選者を出し当選率は開幕式のチケットが4.7%、閉幕式のチケットが15.1%だった。各競技試合のチケットは合計154万1345枚が分配され、当選率は34.6%だった。


 北京オリンピック組織委員会では今年の4月15日から正式に第一段オリンピック入場券販売を行い、6月30日24時まで、計77日間予約の希望を受け付けた。北京オリンピック組織委員会が事前に公布していたチケット分配政策に基づき、予約申し込み数が販売可能数を越えたものに関しては抽選を行い、コンピューターによって無作為に当選者が選ばれた。最終的な統計によると、1411種の各競技、価格帯別チケットの予約申し込みが抽選によって分配された。

2007年8月21日火曜日

星野ジャパンが2連勝 野球の北京五輪テスト大会

星野ジャパン、好調のようです。

(Sankei Webより引用)

 野球の北京五輪テスト大会第2日は19日、北京の五●(=木へんに果)松球場で1次リーグを行い、星野監督率いる日本は延長十一回、4-3でフランスに競り勝ち、通算成績を2戦2勝とした。

 2試合連続で延長戦となった日本は3-3の十一回、失策で一死三塁の好機をつくり、岡田(オリックス)の右前打で勝ち越した。先発した加藤(慶大)は5回を7安打3失点で、八回から救援した3番手の植村(日本ハム)が勝ち投手になった。日本は20日に中国と対戦し、1次リーグを終了する。

 第2試合はチェコ-中国。

 ■日本・星野仙一監督の話 「サインの見逃し、間違いが多く、走塁面を含めて基本ができていなかった。(20日に対戦する)中国はナショナルチームに近い戦力できている。日本は胸を借りるつもりで、勝ちにいく」

2007年8月16日木曜日

北京五輪の「公式サイト」偽造、ニセ抽選活動に参加を募集

まったく、中国では、なんでもアリですね・・・。悪いけど、ちょっと恥ずかしい。

(YOMIURI ONLINEより引用)

北京五輪組織委公式サイトの「偽造サイト」が実在しない抽選活動への参加を募っているとして、組織委は14日、公式サイトで4か所のアドレスを列挙し、注意を呼びかけた。

 北京五輪では、キャラクター商品から入場券販売サイトまで偽造が横行しており、公式サイトまでその「餌食」となった格好。組織委と当局は偽造対策に手を焼いている。

 4か所のうち現在も閲覧できるサイトは、公式サイトをコピーしたものと見られ、見た目はほとんど同じ。ただ、実在しない「ラッキー抽選活動スタート」の項目を加えているのが異なる点で、クリックすると、登録番号の入力を求める仕組みとなっている。制作者の意図は不明だが、組織委は「偽造であると同時に詐欺行為である」と断定。すでに、警察当局に通報したことを明らかにしている。

2007年8月13日月曜日

「中国は活動家らを弾圧し五輪を汚している」米紙が批判

(読売新聞より引用)

 10日付の米紙ワシントン・ポストは開幕まで1年を切った北京五輪を社説で取り上げ、「中国はジャーナリストや活動家を弾圧して、五輪を汚している」と批判した。

 社説は、中国の民主派知識人40人が人権状況の改善を求める公開書簡を発表したことや、国際的な人権団体が「中国政府は五輪を口実に反体制派を黙らせ、厄介なニュースを握りつぶしてきた」と批判していることを紹介した。

 そのうえで、北京五輪と中国を悪評から救うには人権政策を変える必要があると指摘。その第一歩は、書簡の提案に従い、北京五輪のスローガン「一つの世界、一つの夢」に「同じ人権」を付け加えることかもしれない、と皮肉った。

2007年8月11日土曜日

北京五輪まで1年、不安は食の安全と大気汚染

北京の環境は相当ひどそうですね。世界のスポーツの祭典がこんな状態で行なわれるのは、北京市、中国としても恥でしょう。心ある方々、頑張ってください!

(Asahi.comより引用)

 北京五輪開幕まであと1年。華やかな1年前イベントの陰で、大会への不安はぬぐい切れない。中国産食品の安全性に関しては大会組織委員会が万全の対策をアピールするが、日本側は独自に調査団を派遣することになった。大気汚染問題については「屋外競技の選手がかわいそう」との声がしきりだ。

■JOC、水持参も検討

 北京市で7月下旬、組織委や中国各界の幹部約1600人が集まって五輪に向けた決意を発表し合う「開催1年前の誓いの大会」が開かれた。組織委の劉淇会長は「食品の安全を保証し、一切の危険を根絶しなければならない」と声を上げた。

 中国産食品への不安が急速に広がっている。各国の選手団関係者からは「本当に大丈夫なのか」との疑問が相次ぐ。

 日本選手団は、82年にインドのニューデリーで開かれたアジア大会に、選手たちが使う飲料水を持ち込んだことがある。現地の水が飲料に適さないと知らされていたからだ。細心の注意を払ったが、シャワーや歯磨きの水で下痢を起こした選手がいたという。

 北京五輪日本選手団の福田富昭団長(日本オリンピック委員会=JOC=選手強化本部長)は「中国のペットボトルの水に問題があると伝えられてもいる。今回も日本から水を持っていくことを考えないといけないかもしれない」と話す。

 国立スポーツ科学センター(東京都北区)はJOCの依頼を受け、栄養士2人を9日から北京に派遣する。選手村周辺のスーパーやレストランなどをまわり、現地で手に入るものの衛生状態などを調査する予定だ。

 不安をぬぐい去るため組織委は大会中、無線ICタグや全地球測位システム(GPS)を使い、選手村で提供する食品は生産地から食卓まで、すべての流通過程を監視すると明らかにした。地元紙によると、五輪時に食材を提供する48の農場に約250人の監督員を派遣し、抜き打ち検査などでも監視する。

 市内の飲食店では、市がAからDまでの4段階で認定する衛生度で、最低のDランクの飲食店を五輪関連施設から1キロ以内は撤去するのをはじめ、繁華街や主要道路沿い、観光地から年内に一掃することにしている。

 それでもJOCの竹田恒和会長は「選手村の外では食べないように徹底させたい」。当の組織委内には「国外メディアが騒ぎすぎ。中国たたきではないか」と被害者意識を見せる幹部もいる。

■IOC、屋外競技を延期も

 8日に開幕したホッケーの五輪テスト大会。開幕戦で0―3で中国に敗れたアルゼンチンの女子選手たちは、顔を真っ赤にしながら肩で息をしていた。ミナデオ監督は「暑さに加え空気が悪い。選手たちは深く息を吸い込むと息苦しくなったようだ」と話した。

 北京はスモッグで街が白くかすむ日が少なくない。

 北京市当局はこの10年で1200億元(約1兆9000億円)を投じて環境改善に努めてきた。汚染源となる製鉄所を移転させ、厳しくした排ガス規制に適合するようタクシー5万台、バス3000台を処分した。テスト大会期間中の今月下旬には市内の総車両の約6割にあたる130万台の使用を制限し、空気がきれいになるかどうか試すことにしている。

 しかし、国際オリンピック委員会(IOC)や各国の関係者が満足するレベルには達していない。北京市環境保護局発行の06年環境状況公報によると「黄砂や、風が穏やかで空気が動きづらい条件が影響して」大気を汚す浮遊粒子状物質は前年比で13.4%増えた。

 IOCのロゲ会長は8日、米CNNテレビに、状況によっては期間中の屋外競技を延期する可能性を示した。北京五輪では屋外競技の世界記録樹立は望めない、との声も上がり始めた。

 参加する各国・地域には選手への影響を最小限にしようと、北京滞在を短くしようとする動きがある。AFP通信などによると豪州オリンピック委員会はぎりぎりまでアジアの別の場所で練習するよう選手たちにアドバイスしている。

 JOCは気象予報士を北京に派遣して、大気の状況を調査する。日本の福田団長は「いっそのこと慣れた方がいいのか。対策を取れる練習方法として何かあるのだろうか」と思案顔。

韓国オリンピック委員会の関係者は「屋外競技の選手はかわいそうにすら思える」と嘆いた。

2007年8月8日水曜日

<北京五輪>“新4害”や暴動行為は「国家の恥」!来年まで間に合うか、市民のモラル向上―中国

北京オリンピック、こんな苦労もあるんですね。歴史の長い中国も、最近の諸問題で、エゴの強い国民性であることがバレバレです。。。

(ヤフーニュースより引用)

2007年8月8日、2008年に夏季オリンピック大会を控える北京は今、市民の公衆道徳向上をめざし、さまざまな対策を打ち出しているが、どれも効果はいまひとつだという。

北京市共産党委員会劉淇(リュウ・チー)書記は、「ハード面(建設分野)の環境整備は簡単だが、ソフト面(国民のモラル)の環境改善は困難」として、中国人の悪しき習慣を早急に改める必要性を強調。北京オリンピック組織委員会執行部の蒋孝愚副主席も「北京市民のモラル向上も含む、ソフト分野全般のサービス向上は、北京市にとって最大の挑戦」との見方を示している。

北京市民の非文明的行為について全国政協の資華ジュン委員は「新4害」と名づけた。それは、ゴミのポイ捨て、列の順番無視、どこでも喫煙しタンやつばを吐く、言葉遣いが悪い、の4行為。これ以外にも、不衛生な公衆トイレや熱狂的中国人サポーターによる暴動行為などが「国家の恥」となるとして、国民への教育の徹底が叫ばれている。はたして北京五輪までに間に合うのか?
 

2007年8月7日火曜日

北京五輪 中国、経済効果15兆円超 食関連で大きな波及

北京五輪の経済効果、すごい金額ですね。特に食の産業が恩恵をこうむるようですが、中国の食はいま信用ないですから・・・どうなりますか。。。

(Fuji Sankei Business Iより引用)

 野村証券は6日、開催が1年後に迫った「北京五輪」が中国に与える経済波及効果を発表した。それによると、会場やインフラ建設や観光客の増大などの直接効果と、関連産業の需要増大などの間接効果を合わせた総額は、2002~08年の7年間で、9657億元(約15兆5000億円)に上ると試算している。

 前回のアテネ五輪の経済効果については2兆~3兆円と試算されており、国の規模の違いはあるが、単純比較では7倍以上の効果を中国にもたらすことになる。

 効果の内訳は、直接効果が3081億元。間接効果が6594億元。総額のうち観光収入は、直接、間接を合わせて494億元と見込んでいる。

 日本も含めた海外からの観光客数は50万人に達すると見込まれているほか、農林水産や食品加工、食品加工用機械など、観客の胃袋を満たすための“食”関連業種で大きな間接効果を期待できるという。

 中国の実質GDP(国内総生産)の押し上げ効果は、08年が0・25%と試算している。ただ、押し上げ効果は04年の0・37%をピークに縮小傾向にあるほか、効果がなくなる09年は反動により、0・25%の押し下げられるとみている。

 一方、日本経済への波及効果としては、中国国内での薄型テレビの需要増大が期待されている。中国のテレビ普及率は06年末で、都市部が137・4%、農村部が89・4%とすでに高いが、野村証券金融経済研究所では「02年ごろから薄型テレビ市場が急拡大しており、買い替えが進む可能性がある」(山口正章アジア調査部長)と予測している。

2007年8月5日日曜日

レノボ、北京五輪に向けて1万4000台規模のPC機器を提供~テスト運用を開始

北京オリンピックは、レノボだったんですね。個人的にIBM製品は好きじゃなかったんですが、なぜかThinkPadはこのごろ気になっていました。買っちゃおかな・・・

(マイコミジャーナルより引用)

レノボは3日(北京時間)、3,500台以上のコンピュータ機器を第29回北京オリンピック組織委員会(BOCOG)試験センターに提供した。



今回納入されたコンピュータ機器は、サーバが242台、サーバ・ラックが140台、デスクトップPCが2,375台、ノートPCが141台。ノートPCでは同社ThinkPadブランドの主力製品となる「ThinkPad T60」、サーバでは演算集約型アプリケーション向けのSureServer R520、T350、およびR630が採用されている。同社によるハードウェア提供は今回で3回目となり、39の競技場と17のデータ・センターが配置された7都市・56会場に8,200台以上のコンピュータ機器が配置された。なお、2008年北京オリンピックのために同社が提供するコンピュータ機器は最終的に約14,000台に達する見込みだ。

これらのハードウェア機器は、2008年北京オリンピック1年前カウントダウンの時期に始まる「グッドラック北京」という、テストを兼ねたスポーツイベントで使われる。グッドラック北京では、ワールドカップ予選試合、北京国際マラソン、および国際テニス・イベントを含む42種のスポーツ競技会において実際のオリンピック開催中と同じ場面・条件でテストが行われ、オリンピック開催までの1年間にわたってシステムに問題がないかがチェックされる。これらのテストのために同社から派遣された150人のエンジニアとサポートスタッフが準備にあたる予定だ。

2008年北京オリンピック開催期間中は、競技管理、要員およびスケジュール管理、認証、輸送、競技参加および資格管理、タイム計測および採点、チケット管理、選手村内のレノボ・インターネット・ラウンジなどさまざまなシステムで同社ハードウェアが利用される。また、これらのシステムの多くが北京、香港、大連、青島、天津、秦皇島、および上海でバックアップされるほか、すべての競技開催地のシステムをリモートでコントロール可能とする。

北京オリンピック組織委員会テクノロジー・センターのディレクター、揚宜春氏は「今回のテストは事実上2008年オリンピックの完全なリハーサルであり、オリンピックを背後から支えるコンピュータ・ハードウェアの信頼性を確認するものとなります。高性能な機器と技術的知見をベースとして、レノボはトリノ・オリンピックに貢献しましたが、来年の北京オリンピックでもレノボが我々を支えてくれるものと確信しています」とコメントを寄せている。

また、同社副社長でオリンピック・マーケティングを担当するアリス・リー氏は「何年にもわたる計画と準備の後に実施される今回のテスト段階は、オリンピックのコンピュータ・インフラストラクチャーが文字通り夜を徹して稼働することになるため、極めて重要な意味を持ちます。我々はBOCOGと協力してこの複雑なシステムに対する特別な要求条件を満たすようにシステムを統合化してきました。そして我々はこれらのシステムが計画通りに稼働するのを確認する段階を迎えたのです」と語った。

 インテルCentrino Duo搭載ThinkPad T60 [468x60]
 

2007年8月4日土曜日

北京五輪あれこれ

北京五輪メダル争奪戦の注目はこれ!

(時事通信より引用)

 ▽なるか4連覇
 夏季五輪で「同一種目4連覇」という偉業を成し遂げた選手がいる。陸上男子円盤投げのアルフレッド・オーター(米国)は1956年メルボルン五輪から68年メキシコ五輪まで金メダル。史上最大級のスーパースター、カール・ルイス(米国)は同走り幅跳びで84年ロサンゼルス五輪から4連覇した。その大記録に、柔道男子60キロ級の野村忠宏(ミキハウス)が挑む。前回アテネ五輪まで3連覇中。まずは国内の激しい代表争いに臨む。

 ▽7冠超えに挑戦
 72年ミュンヘン五輪の競泳男子でマーク・スピッツ(米国)が個人4種目、リレー3種目の7冠を獲得。これが五輪1大会での個人最多記録となる。同じ競泳男子の「怪物」マイケル・フェルプス(米国)は前回アテネ五輪で6冠。今春の世界選手権では7冠に輝いており、北京五輪でのスピッツ超えも夢ではない。

 ▽ママでも金?
 日本女子で五輪連覇を果たしたのは柔道女子48キロ級の谷亮子(トヨタ自動車)だけ。結婚前の田村姓でシドニー五輪を制し、アテネ五輪では野球代表の夫、佳知(当時オリックス、現巨人)の前で連覇を達成。その後、産休を経て競技に復帰。出場すれば5大会連続となる北京五輪で「ママでも金」の実現を目指す。

 ▽伝統を守れ
 日本のレスリング男子は、52年ヘルシンキ五輪から13大会連続でメダルを獲得中。アテネ五輪では新種目だった女子(金2、銀1、銅1)の勢いに隠れたが、フリースタイルで銅2個を獲得して面目を保った。シンクロナイズドスイミングの日本は、初採用のロサンゼルス五輪から6大会の全種目でメダルを持ち帰った。だが、北京五輪では開催国・中国の成長が目覚ましく、息が抜けない。

 ▽団体球技の厚い壁
 バレーボール、バスケットボールなど団体球技の日本男子は近年、世界の厚い壁に阻まれている。メダルどころか、五輪出場自体も厳しい。バスケット男子は早くも北京五輪切符を逃した。ホッケー男子は68年メキシコ五輪を最後に出場できずじまいで、来春の世界最終予選に懸ける。実はこの種目、戦前の32年ロサンゼルス五輪で銀メダルを獲得。団体球技で日本に初めてメダルをもたらした伝統が復活するか。

2007年8月3日金曜日

北京五輪開幕日時の「携帯番号」、保有者が競売へ

商魂たくましいですね~。売るほうも売るほうなら買うほうも買うほう、といった感じです。こんなおかしなトピックが、北京五輪ではいろいろと楽しめそうな予感がするのは私だけでしょうか?

(CNN.co.jpより引用)

北京――来夏の北京夏季五輪の開幕日を示す携帯電話の番号を保持する中国人男性が近く、この番号「20080808」を競売に付すことになった。最初の申し込み価格は2万6000ドル(約310万円)相当に設定している。

この数字は男性の携帯の最後の8けたを示している。国際オリンピック委員会が08年大会の開催地を北京に決めた数日後、2600ドル相当を支払い、入手したという。

競売については、複数の一流企業や個人が関心を示していると指摘。男性によると、最後の8けたに北京五輪の開幕日の同じ番号を持つ携帯は少なくとも九つあるとし、このうち四つの持ち主なども売却の意向を見せているという。

2007年8月2日木曜日

中国ネット大手3社が北京五輪報道連盟を結成、全方位的報道を展開へ

インターネットメディアの連携で、北京五輪は大いに盛り上がりそうですね!日本語で見ることができればすごいでしょうね。日本語のみならず、世界各国の言葉に瞬時に翻訳されるシステムとかがあれば、世界が熱狂するでしょう。

(マイコミジャーナルより引用)

中国のインターネット業界大手3社である新浪、網易、騰訊はこのほど、北京で共同記者会見を開き、3社で「2008年北京五輪報道連盟」を結成すると明らかにした。

記者発表会の席上、3社代表が共に「北京五輪報道連盟宣言」を発表した。同宣言によれば、各自の優位性を生かし、新浪、騰訊、網易を核とする強力な北京五輪報道プラットフォームを作る。3社がもつ革新的な技術プラットフォームに依拠し、良質なコンテンツを制作、高効率かつ多角的多面的なオリンピック報道を提供していくという。

報道連盟の結成は、中国のネットメディアがオリンピック報道で行う初めての協業であり、同国ネット業界の歴史からみると、マイルストーンの意義を持つ。同国で「新媒体」と呼ばれるインターネット、とくにブロードバンドに絡む動画像を駆使した北京五輪のニュースとブログが報道に関与することになる。

具体的には報道連盟という形を利用し、3社がニュース、ブログ、ポッドキャスト、コミュニティ、インスタントメッセンジャー、電子メールなどの情報発信プラットフォームを生かし、全方位的報道を展開することになる。

騰訊のCEOである馬化騰氏は「北京五輪に参加、貢献し、サービスを提供することは光栄とするところであり、夢でもある。3社が今回結成した報道連盟は『強強連合』で、全世界の中国人のため、必ずや完璧な北京五輪ネット報道プラットフォームを構築する」とその意気込みを示した。

調査会社NetRatingsによれば、2008年北京五輪の期間中、この3社のサイトを利用する中国人が利用者全体の90%を超えると予測される。ネットを主要な情報獲得手段とするこれら利用者のネットアクセス時間が平均週15時間以上となり、テレビや新聞、雑誌などを利用するトータル時間を上回るものと考えられている。

2007年8月1日水曜日

五輪=北京大会、パンダのふんでできた土産を販売へ

北京オリンピックで販売されるお土産にパンダのふん!モノによってはおもしろいかもしれませんね。パンダのふんというだけではやはり売り物にはならないと思うんですが、工夫次第でなんかできそう。

(ヤフーニュースより引用)

 [北京 31日 ロイター] 中国・四川省成都にある野生生物の研究センターが、パンダのふんで土産物を作り、それを来年開催される北京五輪で販売し、利益を上げる計画を思い付いた。新華社が31日に報じた。
 同センターにいるジャイアントパンダ60頭が出すふんの量は毎年300トン。センターの研究者たちは、このふんを使って写真立てや本のしおり、扇、パンダの置物などを製作してきた。
 センターの関係者は「ふんの成分の70%は、パンダが消化できない竹なので、においはそう悪くない」と話し、悪臭のほとんどない土産になると強調した。
 このセンターでは、ふんの清掃に少なくとも毎月6000元(約9万1500円)を投じているという。
 また同センターは現在、北京五輪の土産として販売するために、同五輪で実施される各種スポーツを行うパンダ像を、ふんを用いて製作している。
 タイの動物園では既に、同動物園にいるパンダ2頭のふんを使った色紙を販売している。

2007年7月30日月曜日

北京五輪に電気バス50台導入、環境に配慮

北京五輪は緑の五輪ですか、いいですね。最近発展が目覚しい(いろいろ迷惑もおおいけど)国ですから、心配されるのが公害、環境破壊など。しっかり取り組んでほしいです。

(NIKKANSPORTSより引用)

 来年の北京五輪で、北京市が選手、役員や報道陣の移動のため電気バス約50台を導入すると30日付の新華社電が伝えた。

 北京五輪は「緑の五輪」を理念に掲げており、環境に優しい電気バス導入も五輪組織委員会から要望があった。選手村、メディア村など延べ10・4キロで運行する。