2007年12月31日月曜日

北京五輪を前に中国当局がまたも人権活動家を拘束

北京五輪までには、こういった、政治体制の裏側も、まだまだこれから出てくることでしょう。

(AFPBBニュースより引用)

北京五輪を来年に控え人権活動に対する取り締まりを強化している中国で、警察当局が人権活動家の胡佳(Hu Jia)氏(34)を国家政権転覆扇動の疑いで拘束した。人権団体が29日、発表した。

 同氏の友人Liu Feiyue氏はAFPに対し「警察は彼を拘束した。容疑は国家政権転覆扇動だ」と語った。

 人権団体Chinese Human Rights Defendersによると警察は27日、北京(Beijing)にある胡氏の自宅に強制的に立ち入り、電話線とインターネット接続を遮断して同氏を連行した。胡氏の妻で自身も著名な活動家である曾金燕(Zeng Jinyan)氏は自宅軟禁となった。胡氏の母親と曾氏は携帯電話を没収された。

 Liu氏は、今回の事件は北京五輪をきっかけに人権問題を訴えようとする動きに対する当局の取り締まり強化の結果だとしている。Liu氏自身も3か月間、警察に監視されているという。