2007年8月7日火曜日

北京五輪 中国、経済効果15兆円超 食関連で大きな波及

北京五輪の経済効果、すごい金額ですね。特に食の産業が恩恵をこうむるようですが、中国の食はいま信用ないですから・・・どうなりますか。。。

(Fuji Sankei Business Iより引用)

 野村証券は6日、開催が1年後に迫った「北京五輪」が中国に与える経済波及効果を発表した。それによると、会場やインフラ建設や観光客の増大などの直接効果と、関連産業の需要増大などの間接効果を合わせた総額は、2002~08年の7年間で、9657億元(約15兆5000億円)に上ると試算している。

 前回のアテネ五輪の経済効果については2兆~3兆円と試算されており、国の規模の違いはあるが、単純比較では7倍以上の効果を中国にもたらすことになる。

 効果の内訳は、直接効果が3081億元。間接効果が6594億元。総額のうち観光収入は、直接、間接を合わせて494億元と見込んでいる。

 日本も含めた海外からの観光客数は50万人に達すると見込まれているほか、農林水産や食品加工、食品加工用機械など、観客の胃袋を満たすための“食”関連業種で大きな間接効果を期待できるという。

 中国の実質GDP(国内総生産)の押し上げ効果は、08年が0・25%と試算している。ただ、押し上げ効果は04年の0・37%をピークに縮小傾向にあるほか、効果がなくなる09年は反動により、0・25%の押し下げられるとみている。

 一方、日本経済への波及効果としては、中国国内での薄型テレビの需要増大が期待されている。中国のテレビ普及率は06年末で、都市部が137・4%、農村部が89・4%とすでに高いが、野村証券金融経済研究所では「02年ごろから薄型テレビ市場が急拡大しており、買い替えが進む可能性がある」(山口正章アジア調査部長)と予測している。

0 件のコメント: